BGP #40
2001/7 発行

Cover
舟見 里留(Satoru Funami)
ドローイング
1997
鉛筆 / ボード
70×50cm

「私はこの自然、さらに自然を生みだしたものの姿を見い出したい。
それは私の視覚の内面から見えるだろう形として表現したい」と舟見里留氏は語るが、
内容は建築というより、夢幻的な雰囲気の強いシンボル化したモニュメントに近い構造物。
つまり、浮遊する精神のすみかを描くのである。


CONTENTS

■インタビューリポート / やってみなきゃ分からない
-ジェンダースイッチの日とホームレスの日-
その人の立場になって経験するって言葉じゃとてもとても - 早川 芳子

■エッセイ / Natures Eye スパイラルからインスパイヤーへ
森の中の生命からDNA。
自然と科学に見られる不思議なスパイラル現象の感動 - 河合 義則

■ポエム / 「祖母と行く」
トボリ トボリ。 気が付いたら二人の老婆の影に私が交じっている - 村上 弥生

■フィクション / 粥の香
湯気の向こうにあたたかい母のまなざしが浮んでくる。
傷付いた慶子を気遣うように… - 飯野 静子

■バイリンガル / 浮遊する建築的空間
舟見 里留氏のドローイングが
ビバリーヒルズに実現される日が - John Mills 翻訳 宇尾 繁樹
 
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