BGP #41
2001/9 発行

Cover
アン・マリー ターナー(Anne-Maree Turner)
2001
油彩 / キャンヴァス
80×65cm

オーストラリア出身のアン・マリー ターナーの作品はスケールの大きい動的なイメージを感じさせ、
海辺や波を彷彿するようにリズミカルで生き生きと描かれている。
何を表現して、どの雰囲気を大切にしたらいいのか描く技術にも洗練されたものがある。
彼女の言葉を借りると「人生は生きている。エネルギーそのものだ。だからそこに私自身を描かされる」
彼女の取り巻く環境が作品に向かうエネルギーとなるのであろう。


CONTENTS

■子供たちの本物に接する美的環境づくり。この情操教育も大切では - 長谷川 総一郎

■レビュー / 富山に来た私-中国からの留学生-
語尾に「が」をつけて不自然な富山弁を使ったら、
それが受けたのだから面白い - 咸健(カン・ケン)

■エッセイ / Natures Eye 「波の力」
並ではない波の力をうまく使うには? その怖さも知らなければならない - 河合 義則

■インタビューリポート / SF災害訓練の巻
酔っぱらって帰っても、決してシャンデリアの下で寝ないこと - 早川 芳子

■バイリンガル / 左右の動き。それはミュージカルだ
タクトのような動きの抽象画、
それは共有する生活から生まれるのか - John Mills 翻訳 宇尾 繁樹
 
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