BGP #44
2002/4 発行
Cover
喜多 登(Noboru Kita)
Tart
スポンジ / 木 / モデリングペースト
140×75×75cm
立体というもの創りの発想の拡がりをたどって行くと
人間の身体自体が有機体である創造物ゆえ幾つもの共通点を見出すことになるのか。
作家はそれを探究する。ギリシャ彫刻を連想させ、
立体の美しさをもっと内部から見据えようとする大変意外性に富んだ作品である。
Dessert by 喜多登展 4.21-5.21, 02 MAU FINE ARTの展示作品。
こころの原風景
(01年10月4日-11月25日)富山県立近代美術館で出品された。
資料提供:富山県立近代美術館
写真撮影:畠山 憲治
CONTENTS
■パーソナルノート / 「かつひでライオン」
幼初期から少年期の体験が生かされて -
本木 英子
■モノローグ / 愛犬 『卓ちゃん』
家族の一員とは、如何なる存在? -
野上 奈緒美
■エッセイ / NATURES・EYE 生物の力
生命体としての地球・バイオパワー -
河合 義則
■トラベルレビュー / 雲の国モンゴル紀行
草原の景色・匂い・モンゴルの人々 -
神保 裕子
■バイリンガル / 損得と満足感
実感に基づく満足度は
さりげない所作のあり方と比例するのかも -
宇尾 繁樹
翻訳
John Mills
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